REIT やインフラファンドには FFO というその銘柄の収益力を示す指標があります。インフラファンドの場合は、私の方で試してみたところ大雑把には 「純利益+減価償却費」で近い数字は出せるようです。それを発行済み投資口数で割ってあげれば、一口当たりの FFO となります。一口当たりどの程度のキャッシュを発生させているかを見ることができますね。今回はインフラファンドの一口当たりの FFO のデータから、インフラファンドの分析を行ってみたいと思います。各インフラファンドの一口当たりの FFO を IR 資料から引っ張ってきました。
インフラファンド名 | 年間 | 前期 | 前々期 | 決算月 | 分配利回り |
エネクス・インフラ投資法人 | 7,771 | 7,771 | 11月 | 6.66% | |
東京インフラ・エネルギー投資法人 | 10,825 | 4032 | 6793 | 6月/12月 | 6.23% |
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 | 13,251 | 6,674 | 6,577 | 1月/7月 | 6.11% |
ジャパン・インフラファンド投資法人 | 7,951 | 5412 | 2539 | 5月/11月 | 6.02% |
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 | 13,991 | 7,053 | 6,938 | 6月/12月 | 5.88% |
いちごグリーンインフラ投資法人 | 8,001 | 8,001 | 6月 | 5.70% | |
タカラレーベン・インフラ投資法人 | 15,766 | 7,771 | 7,995 | 5月/11月 | 5.61% |
私の理解が正しければ一口当たりの FFO は株式の EPS に近いものと思っています。データを集めてみてこんなに違うのかと驚きましたが、これほど違うと逆に自分の理解があっているのかが心配になってきました。ジャパンインフラファンドは上場から浅いということもあり、まだ実力が十分に把握できていないと思います。エネクスといちごの一年決算銘柄について一口当たりFFOを年間で出すと、他より低くなりますがこの点が自分の認識があっているか心配なところです。ただ認識が間違っていないとするとタカラレーベンインフラファンドの人気が高い理由がわかりやすいですね。いちごグリーンインフラは売却した方がよいのかしら。
一口当たりの FFO だけでは測れないものがインフラファンドにはあるのかもしれません。このあたりまだまだ私も勉強中なので、もう少し調べていきたいと思います。
弊ブログでインフラファンドについてまとめたた記事です。素人なりの理解ですが皆様の参考になりましたら幸いです。




それでは、また。
I cross my fingers for you!
下記に参加しています。下のボタンを押して応援していただけると嬉しいです。

独自ドメインでブログを始めることに興味のある方は。

私が利用している証券会社です。
コメント