子供が中学受験をしたいといい始めました。まだ小学3年生ですが、親からは中学受験について話題に上らせたことがないので友達の影響かなと思っています。私たち夫婦は中学受験をしたことがなかったので、正直驚いています。私が中学生の時に朝日新聞の記事で中学受験は親の意思、高校受験からは子供自身の意思が大きくなる、と読んで、「ああ、なるほどな。」と思っていましたが、子供からやりたいということもあるんですね。ただ両親とも経験、知識がないのでとりあえずまずは調べてみることにしました。中学受験のメリットやスケジュールがわからないと、協力できないですからね。
中学受験のメリット
- 効率的な授業が受けられる
公立の小学校、中学校は様々な学力レベルの子が集まります。ですが、中学受験を経て集まった子供たちを教えるので学力レベルが近く、授業はスムーズになるようです。うちの子の場合は、小学校の授業は簡単でもっと難しい勉強がしたいと言っているので、そういう意味ではよいのかもしれません。 - 学校ごとに校風や教育理念があり、それに共感できれば良い環境で過ごせる
学校ごとに教育理念を掲げているようです。理数教育に力を入れていますとか、グローバル社会に対応できる生徒を育成しますとか。もちろん、結局は入学してからその子供がその環境をどう生かすか、だとは思いますが、環境がないとそれを利用もできないので、本人がやりたいことがあり共感できるのであれば、その環境を提供したいというのは親心としてあります。海外への長期、短期の留学機会とか、公立で過ごした私から見ると恵まれているなと思いました。むしろ私がもう一度受けなおしたい気になりました。 - 大学受験への準備がしやすい
中高一貫で6年間のカリキュラムが組まれているので、大学受験までのカリキュラムは中学3年、高校3年と分かれている場合よりは、より計画的に組めるようです。確かに公立高校だった私は、中高一貫校では高校2年生までに高校のカリキュラムを終わらせ、残りの1年は受験の準備に費やすと聞き、あえった覚えがあります。おかげで一生懸命勉強した気もしますが。
中学受験のデメリット
- 生徒の多様性が少ない
公立に比べると中高一貫校では似たような家庭環境の子供が集まりやすいようです。確かに中学受験にはある程度の経済的余裕が必要ですし、同じ目的、考えを持った家庭に育った子供たちが集まるのでそういうことは起こりそうです。 - 経済的負担が大きい
特に私立の学費は高いですね。公立の中高一貫校ではこちらは大きな問題となりませんが、それでも受験までの塾などの教育費は馬鹿になりません。 - 挫折を味わい、自信を無くすことも
中学受験で第一志望に受かるのは 30% 程度のこと。第一志望に行けないと、確かに落ち込みそうですね。また中学入学後もこれまでは小学校のトップレベルにいたのが、簡単にはトップになれず授業についていくのも大変という場合もあり、ここで自信をなくすケースもあるとのこと。ただこの辺りは周囲の大人のフォローでカバーするようにしたいところでもあります。挫折を基に飛躍するケースもありますからね。 - 小学4年生から受験勉強主体の生活
多くの中学受験組は小学3年生の2月から中学受験の準備を始めるようです。約3年、受験勉強にいそしむようです。長いですね。その間、遊びや習い事の制限が生じ、他の経験がおろそかになりそうです。
色々調べて印象に残ったメリット、デメリットを記載してみました。本人が中学受験をしてやりたいことが明確になるのであれば、応援してみようかな、と思った次第です。ただ周りの人が受験するから受験したいだと、長丁場を乗り切れなさそうですし、入学後その環境を生かせなさそうです。中学受験の目的をしっかり意識させ、入学後に実現したいことが明確化されれば投資する価値はあるかなと思いました。
I cross my fingers for you!
それでは、また。
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