今回は20年8月に購入した銘柄、立川ブラインドについてです。指標が割安だったので購入してみましたが、恥ずかしながらちゃんと調べたのは今回が初めてです。雰囲気で購入してしまいました。
事業内容
名前から推察されます通り、ブラインドの製造販売が主な企業です。ブラインドやスクリーンのトップメーカーで家庭向けが約7割。カーテンレールでもシェアは2位と好位置につけています。減速機、駐車場装置事業もありますが、こちらの売上は立川ブラインドの中では小さいです。国海外売上についてはデータがありませんでした。
業績
それでは売上、営業利益の推移です。

売り上げは緩やかな右肩上がりで上記の範囲では平均 1.2% 程度のようです。一方営業利益については営業利益率の改善が貢献しており、平均で 16.5% と伸びています。2009年12月期の営業利益率は 3.2% でしたが、2020年12月期は 11.3% まで改善しています。
次に事業別の売上、営業利益、営業利益率です。

主要部門はブラインドやスクリーンを扱っている室内外装品関連となります。
当社が得意としている国内の家庭向け製品ですが、ここ10年は国内は住宅着工件数が年間80~90万戸とステイな状態、また今後も少子高齢化で伸びは期待しづらいです。そのため医療介護施設、海外市場など成長分野への取り組みを強化していく方針のようです。
株主還元
それでは EPS、配当、配当性向の推移です。

配当性向について会社からは特に明示はありませんが、20% 前後を意識していそうですね。配当性向が切りあがれば、さらなる増配もありそうです。また株主優待も設定しています。権利を取得するには12月31日現在の株主名簿に記載、または記録されている必要があります。概要は下記の通り。
保有株数 | 保有期間 3年未満 | 保有期間 3年以上 |
300株以上500株未満 | クオカード1000円分 | クオカード1500円分 |
500株以上1000株未満 | クオカード2000円分 | クオカード2500円分 |
1000株以上 | クオカード3000円分 | クオカード4000円分 |
このほか 100 株以上の株式を保有している株主は、12月31日現在の株主名簿に記載、または記録されていれば、立川ブラインドの商品購入時にクオカードがもらえるそうです。こちらは少し利用機会が限られていそうですね。
投資指標
マネックス銘柄スカウターより、ここ2年の予想PER、実績PBR、配当利回りの推移です。
予想PER (倍) | 実績PBR (倍) | 配当利回り (%) | |
最大値 | 11.40 | 0.79 | 3.14 |
平均値 | 9.00 | 0.66 | 2.20 |
最小値 | 6.20 | 0.48 | 1.74 |
割安な水準が続いています。特にコロナショック後は平均値を下回る水準が続いています。市場は安定していますが、今後の成長性の部分にやや疑問が持たれているのかもしれません。
それでは、また。
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