成長株として保有しているエイトレッドが21年3月期決算を報告しましたので、エイトレッドの記事を更新しました。もともと私は成長株投資が苦手なのですトライしてみたいな、と思って投資した銘柄がエイトレッドです。こちらへの投資の経験から自分自身の投資の幅を広げたいなと思っています。事業内容も面白いので興味のある方は以下をご参照ください。
事業内容
ワークフローシステムメーカー、ソフトクリエイトHDの子会社。ワークフローとは書類の申請、承認までの流れのことで、エイトレッドはこのワークフローを電子化したシステムをパッケージ、あるいはクラウド化したもののライセンス販売、およびそのサポート保守を行っている会社です。そのためライセンス販売後もサポート保守料金というストックビジネスが存在しています。主力商品はパッケージソフトとして「X-point」(小規模から中規模企業向け)・「AgileWorks」(大規模組織向け)があり、クラウドサービスとしては「X-point Cloud」があります。2020年3月期の決算報告資料によれば、ワークフロー分野におけるシェアも高いようで以下の通りでした。

ストックビジネスも有しているので、ある程度シェアがあると安定した収益が望めますね。ちなみにストックビジネスの割合は2020年3月期の決算では 64% ほどだそうです。またアカデミックライセンスもリリースしたということで、今後新たな需要を掘り起こしてくれそうです。学校関連は書類がまだまだ多いと思いますので、需要はあると思います。
業務
それではエイトレッドの売上、営業利益の推移を確認していきます。

右肩上がりのきれいなグラフとなっており、増収、増益が続いていますね。また蒸気機関の営業利益率は30~36% と非常に高いことも特徴です。15年3期~17年3期は30%前半でしたが、18年3期~今期予想では30%半ばの数字を予想しています。利益率向上もよいポイントですね。次に事業別の売上です。営業利益のデータは残念ながらありませんでした。

いずれの事業も右肩上がりですが、近年はクラウド事業の伸長が著しいですね。ここ数年の利益率向上もこの辺りが関係しているのかもしれません。
株主還元
次にEPS、配当、配当性向の推移です。

EPSの伸びと主に、配当も増えてきております。配当性向も30%前後が続いており、配当性向にも余裕がありますね。また株主優待も導入していて、21年4月25日時点では以下の内容となっています。以下は2020年3月期決算報告資料からの抜粋です・

投資指標
最後にエイトレッドの過去二年の PER、PBR、配当利回りのレンジです。
予想PER (倍) | 実績PBR (倍) | 配当利回り (%) | |
最大値 | 34.80 | 9.99 | 2.85 |
平均値 | 24.40 | 7.22 | 1.32 |
最小値 | 10.70 | 3.35 | 0.88 |
今後も成長に期待しているので株価が下落する場面では買っていきたいと思っていますが、決算前に買っておけばよかったと後悔中です。今は好決算であったために大幅反発してしましました。ただこの先数年を見るとまだ上がるとは思っていますので、資金ができれば買いたいところです。
それでは、また。
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