先日ネットの広告で「投資を知らなければ、あなたは一生奴隷のままだ」というセンセーショナルな文句とともに、投資信託「おおぶね」が掲載されているのを見つけました。こちらのキャッチフレーズのインパクトもそうですが、その投資方針も好きなため、実は私も保有しています。こちらシリーズで3種類ありますが、投資先がそれぞれ異なります。商品紹介の文章は SBI証券のホームページから拝借しましたが、下記の通りとなります。
- 長期厳選投資 おおぶね
米国の上場株式を主要投資対象とします。徹底したファンダメンタル・ボトムアップアプローチにより持続可能なキャッシュ・フロー創出能力を有する「構造的に強靭な企業」を見出し、企業の本源的価格を算出して妥当なバリュエーションレベルで長期厳選投資を行います。 - 長期厳選投資 おおぶねグローバル
北米、欧州、日本の上場株式を主要投資対象とします。海外および国内の深い企業調査を通じ、(1)付加価値の高い産業、(2)圧倒的な競争優位性、(3)長期的な潮流の3つの基準を満たす「構造的に強靭な企業」を選定。確信度が高いと考えられる20~30銘柄を厳選し長期投資を行うことで、長期安定的なリターン獲得を目指します。信託報酬については委託会社の基準報酬を「ゼロ」とし、ハイ・ウォーターマーク方式によりハイ・ウォーターマーク超過部分の10%(税抜)を成功報酬として受領します。 - 長期厳選投資 おおぶねJAPAN (日本選抜)
国内の上場企業の中から(1)高い産業付加価値と(2)圧倒的な競争優位性という2つの軸により、持続的に利益を生み出すと考えられる有望企業を選定(80社程度)し、投資を行います。独自のノウハウにより「持続的に企業価値を増大できる数少ない企業」を見極め、慎重に価値を評価し保有し続ける「長期投資」を行います。
このファンドの魅力は、それぞれのファンドが投資している投資先を月間レポートで詳細に紹介し、なぜ投資をしているのかということを説明している点ですね。この一年についてはパフォーマンスがとびぬけているわけではなく、むしろインデックスに負けているようですが、それでも読み物として月間レポートは非常に読みごたえがあります。また自身が個別株投資をするときの企業分析の勉強になると思いますので、好んで保有しております。3つのファンドはいずれも事業内容に特徴があって高い産業付加価値があり、長期的に成長できる企業とみられている会社に投資をしているというのが特徴だと思います。
おおぶねは設定されてから3年以上経過していますので、長期投資という意味である程度評価できるかと思い今回紹介してみます。おおぶねグローバル、おおぶねJAPAN は設定から1年程度ですので、今回は割愛します。
おおぶね | 楽天バンガードファンド(全米株式) | |
トータルリターン (6カ月) | 13.67% | 35.65% |
トータルリターン (1年) | 37.52% | 52.63% |
トータルリターン (3年) | 18.69% | 18.32% |
シャープレシオ (1年) | 2.91 | 3.77 |
シャープレシオ (3年) | 1.18 | 0.99 |
β (1年) | 0.70 | 0.91 |
β (3年) | 0.77 | 1.01 |
3年でリターンはインデックスに近いですが、シャープレシオが優れている点とβ値が低く抑えられている点は本ファンドの特徴を表していると思います。β値は1より低いとインデックスより値動きが小さいということになりますので、値動きは安定しているということですね。
以上、今回は「おおぶね」についてでした。本ファンドの保有株から投資先を探すのも面白いかもしれません。
それでは、また。
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私が利用している証券会社です。
少額から投資する際に私が使用しているのはSBIネオモバイル証券です。通常単元に満たない株は手数料が高額となってしまうので、コツコツと少ない金額で買うのが難しいのですが、SBIネオモバイル証券だと月50万円以下の取引なら格安でコツコツ買うことが可能です。なぜならSBIネオモバイル証券は、月額サービス利用料200円(税抜)で取引し放題(1ヶ月の約定代金合計額が50万円以下まで)、 かつ毎月Tポイントが200pt(期間固定Tポイント)もらえるからです。少額で取引を始めたい人にはぜひおすすめの証券口座ですので是非お試しください。
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