株の価値とは

考え方 投資の考え方

今回は過去に私が読んで勉強になったと感じた投資本を紹介したいと思います。今回紹介するのは「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」です。この本は私が投資の勉強を始めたときに読みましたが、当時投資初心者だった私には非常にためになる本でした。この本を通じて「株の価値とは」ということを考えるようになりました。それまではチャートなどを眺めながら、昔はこの値段で今はそれよりも高いか、低いかで高い安いを判断していましたが、この本を読んでそれが大きな間違いであることに気づきました。得られた気づきは大きく以下の3点です。
①そもそも株を買うとは、会社の権利を買うということであり、その会社の事業や財産を買うということ
②会社の価値とはその会社の事業がどの程度の利益を毎年生み出すかということと、その会社が保有している財産で決まるということ
③上記の価値を下回れば下回る株価であるほど、これ以上株価が下がる余地は少なく、今後上がる見込みが大きい。この価格差を見出し、買うのが株式投資では大事。(いわゆるバリュー投資ですね)
投資経験豊富な方でしたらすでにご存じのことかとは思いますが、大切なことですね。本の中でお金は価値を測るものさし、との言葉がありましたが、適切な価値、というのは株だけではなくありとあらゆるものにもてはまるなあ、と印象に残りました。
残念ながらこの本は新しく出版されていないようで、中古が少々出回っている程度のようですね。興味がある方はAmazone にはあるようです。

 それでは、また。

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