銘柄紹介:ロウズ・カンパニー (LOW) ~世界第二位のホームセンター~

米国株

 最近 Motley Fool Japan の記事や、他の方のブログの記事でロウズ・カンパニーを見る機会が多かったので、投資先の候補として調査中です。

事業内容

 世界第二位のホームセンターで米国・カナダに約 2000 店舗を展開しています。米国住宅リフォーム市場において同社は2桁台の市場シェアを有するといわれています。

業績

 それでは売上と営業利益の推移についてみていきます。

 売上、営業利益ともに右肩上がりの傾向で、特に 2021年1月期はコロナの影響で DIY が増えたことにより大きく伸ばしています。2020年の Annual report を少し読みましたが、消費者の強い需要により好調な成績であった、とありましたので、在宅でお金を自宅に振り向ける人が多かったということでしょうか。また戸建ても好調ということでその影響も大きいかもしれません。ただ今後コロナが収束していき、経済が正常化していった場合にどのような影響を受けるのかは心配な部分があります。

 次に営業CF、投資CF、フリーCF の推移です。

 投資CF はあまり変わらずですが、営業CF、フリーCF は右肩上がりの傾向です。

株主還元

 次にEPS、配当、配当性向の推移です。

 EPS の上昇とともに配当も順調に増えてきています。またこの EPS の伸長は売上、営業利益の伸びだけでなく盛んな自社株買いの影響もあるようです。発行済み株式数は 2012年1月期から2021年1月期までに 42% も減少しています。ただそれに合わせて自己資本比率は 49.27% から 3.07% まで低下しています。自己資本比率もかなり下がってきたので、今後はこれまでのペースでの自社株買いは難しいかもしれません。

投資指標

 それでは最後に過去2年の実績PERとPBR、配当利回りの推移です。

 実績PER (倍)実績PBR (倍)配当利回り (%)
最大値39.8097.902.50
平均値26.5041.801.70
最小値15.7022.601.20

 PBR は資本を大規模な自社株買いに向けているため、判断に用いるには適していないと思います。 PER か配当利回りが判断の一つかと思います。PER は過去 2 年の平均に近い値、配当利回りは割高な水準です。ただどこかのタイミングで増配のアナウンスがある可能性もありますし、ここは PER が判断材料としては適切な気がします。ポストコロナでリバウンドが来ないかというところが少し不安ですね。アメリカ経済は正常化に向けて動き出しています。その後は様々なレジャーが復活するので、DIY に流れるお金が減らないか、というところがリスクでしょうか。

 今回の情報元、Motley fool ですが、米国株の投資情報を提供している Motley Fool の日本法人です。米国株式を始め、海外株式の一次情報や投資にまつわる情報を提供しています。米国本社は1993年に設立され、これまで TESLA や DISNEY、NETFLIX などの優良企業が市場で注目を浴びる前に長期保有を推奨してきたなどの実績があります。またこちらから手に入りにくい外国株式の一次情報を日本語で入手することが可能です。メールアドレスを登録することでメルマガ会員限定の情報を無料で取得することもできます。

モトリーフール

 それでは、また。

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