銘柄紹介:マーケットエンタープライズ (3135)

銘柄紹介

 先日立会外分売が実施されておりこの会社のことを知ったのですが、四季報を見てみると面白そうだなと気になったので調べてみました。(この記事は2020年12月28日に書いています)

事業概要

 ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業も展開しています。ネット型リユース事業は取り扱いの品目が幅広く、家電や美容機器、自転車といったものから、農機具、建機、医療機器など規模の大きいものも取り扱っています。マーケットエンタープライズが買取を行ってECサイトで販売するスタイルです。ECサイトは自社サイトだけでなく、Amazon や楽天なども使っている。またメディア事業では通信・趣味・リユース関連の情報を取り扱い、個人にこれらの料金比較などの譲歩を提供するメディアを提供しています。モバイル通信事業では「カシモ」のブランドで、業界最安級のモバイルWiMax 事業とリユース端末に特化した MVNO 事業を展開しています。2020年10月26日に東証一部への市場変更を申請したとのことです。無事に市場変更となれば、機関投資家の購入が期待されますのでプラス要因のように思います。

業績

 マーケットエンタープライズの売上、営業利益推移は以下の通りです。

 創業以来 14 期連続増収を達成しているだけあって、見事な右肩上がりです。21年6月期も増収増益を予想しています。ただし 1Q の決算はやや期待を下回ったため、株価はその後下落傾向です。次にセグメント別売上、当期利益を記載します。2020年6月期から情報開示を行っています。

 まだセグメント別の利益が発表されて1年なので分析は難しいですが、モバイル通信は低価格帯分野を扱っており、大手キャリアの値下げによる影響が出てこないかが心配なところです。 

株主還元

 EPS、配当の推移です。

 いわゆる成長株ですので、無配が継続されています。しばらくは配当ではなく、株価で利益を得る銘柄だと思います。

投資指標

 予想 PER、実績PBR、配当利回りの過去2年のレンジです。

 最近は株価が右肩下がりのため、2020年12月28日付近の株価ですと、割安な部類に入ります。21年6月期1Q の決算が期待に届かなかったことを受け、株価は低調なようです。今後東証1部に変更される可能性もありますし、過去からの傾向で行くと安くはなってきている印象なので、少し検討してみてもいいかなと思っています。

 それでは、また。

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