私がメインカードとして利用しているジャックスカードプラチナを発行している会社です。ジャックスカードプラチナについては以下をご覧ください。


さて会社自体の業績ですが、22年3月期の見込みを上方修正しました。メインカードの発行元として、また今回の上方修正も含めて気になっていたので、どのような会社かまとめてみました。
事業内容
事業内容はクレジット事業 、カード・ペインメント事業、ファイナンス事業、海外事業に分かれています。クレジット事業では自動車・住宅リフォーム・医療・ブライダル・学費などのローンを扱い、カード・ペイントメント事業のうちカードはクレジットカード、カードローン、プリペイドカードなどを、ペインメント事業では家賃保証サービスや提携先に代わっての集金サービスを行っています。ファイナンス事業では銀行個人ローン保証や住宅用ローン保証を行っています。特に現在は低金利かということもあり投資用住宅ローンの引手が強いようです。海外はフィリピン、ベトナム、カンボジア、インドネシアの東南アジア4か国に進出しており、国内と海外の売上比率は 9:1 となっています。
業績
ジャックスの売上、営業利益の推移は以下の通りとなっています。

2010~2014年までは売上は減少傾向ですが、その後は反転しています。営業利益は2017年から安定して増加傾向にあります。営業利益率は10% 前後でずっと推移していました。ただ国内の営業利益率はやや改善傾向で20年3月期は11.5%、21年3月期は13.9%となっています。海外事業がコロナの影響で 21年3月期に赤字でありましたが、今期は黒字転換を見込んでおり、業績の伸長が見込まれます。今回の22年3月期の上方修正はクレジット事業が堅調に推移している点と国内外ともに貸倒関連費用が抑制されているためとのことです。景気が極端に悪くならなければしばらく来年以降も引き続き業績の伸長が見込める気がします。
株主還元
EPS、配当、配当性向の推移です。

配当についてはここ十年近くは増配、もしくは意地ですね。配当性向は 30% を意識しているように感じます。株主優待はありません。
投資指標
過去2年の予想PER、実績PBR、会社予想配当利回りの推移です。
予想PER (倍) | 実績PBR (倍) | 配当利回り (%) | |
最大値 | 9.70 | 0.63 | 5.89 |
平均値 | 7.40 | 0.46 | 4.52 |
最小値 | 5.20 | 0.34 | 3.20 |
PER や配当利回りからは現在の水準は平均値付近となっています。
それでは、また。
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