物、お金、仮想通貨の価値の源泉について

その他

 物やお金の価値とはどうやって決まるのでしょうか?昔まだ高校生だったころですが、国語の教科書にお金の価値は刑事上の価値である、ということが載っていました。形而上とは「形を持っていないもの」あるいは「理念的なもの」という意味です。食べ物は私たちが生きていくうえで必須ですから、それそのものに価値がありますね。でもお金は現在なくては生きていけないものにもかかわらず、それそのもには本来価値はないのです。今はお金を出せば食料が買えますが、売り手がお金ではなく他のものじゃないと食料は売りません、と言い出せばお金を持っていても生きていけません。つまり、皆がお金に価値があると信じているから、お金に価値があるということのようです。

 例えば東南アジアの国に行って円で食料品を買おうとしても買えません。でも現地通貨ならば買うことができます。または基軸通貨のドルなら帰るかもしれません。その国の人は現地通貨やドルには価値があると思っているからですね。実は円を両替すればそこそこの現地通貨と交換できるかもしませんが、そのようなことを知らない人からすれば円には価値がないのです。でも現地で信頼のある通貨、現地通貨やドルには価値があります。そのためお金の価値は「形而上」なのです。

 お金の歴史を振り返ると、もともとは食料品等の物々交換だったのが、希少品(きれいな貝がら、のちには金に代表される貴金属) との交換となっていきました。そして貴金属で作った貨幣が持ち運びも楽ですし、代替されていき、その後紙幣が登場しました。でもしばらくは金本位制といって、申し出れば国が一定の通貨に対して金を交換するということでお金の価値を担保していました。でも今はそれもなくなりましたね。皆がお金で様々なものを交換できると信頼しているので、お金が価値の物差しとなり、物々交換の代わりにお金と品物を交換しています。

 最近はやりとなっている仮想通貨もその価値は結局のところ「信頼」なのだと思います。仮想通貨が実際に支払いに使用できるところが広がれば皆が信頼をしていくと思います。でも今はまだ信頼が低いのでボラティリティが高いのだと考えています。今は仮想通貨のトレンドに乗りたい人たちが集まって価格も上昇していますが、一度売りが出ると急落していますね。これは信頼がないので一方向に動きやすいためではないかと思います。ただ将来皆が信用するようになれば価値も安定してくるでしょう。現在の不安定なときにリスクをとることで将来もし皆から仮想通貨が認められれば利益を確保できるでしょう。でも信頼を失えば大損しますね。今はその過渡期なのかなあと思っています。

 それでは、また。

 I cross my fingers for you!

下記に参加しています。下のボタンを押して応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村

サラリーマン投資家ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村

下記に参加しています。下のボタンを押して応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村

サラリーマン投資家ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村

 独自ドメインでブログを始めることに興味のある方は。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: bgt

 企業分析の王道といえば「会社四季報」もあります。最近はKindle版もあり、これなら持ち運びも便利です。

 私が利用している証券会社です。

 少額から投資する際に私が使用しているのはSBIネオモバイル証券です。通常単元に満たない株は手数料が高額となってしまうので、コツコツと少ない金額で買うのが難しいのですが、SBIネオモバイル証券だと月50万円以下の取引なら格安でコツコツ買うことが可能です。なぜならSBIネオモバイル証券は、月額サービス利用料200円(税抜)で取引し放題(1ヶ月の約定代金合計額が50万円以下まで)、 かつ毎月Tポイントが200pt(期間固定Tポイント)もらえるからです。少額で取引を始めたい人にはぜひおすすめの証券口座ですので是非お試しください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: bgt

コメント

タイトルとURLをコピーしました