日本株が軟調です。日経平均は2009年7月以来となる 8 日連続下落です。これに伴い菅前総理が辞任を発表する前の水準まで下落しています。9月の好調分がそのまま帳消しとなってしまいました。ただ間近高値からは 10% 程度下落しており、この程度ですと毎年1回はある調整程度ですね。さらなる下落を伴うリセッション (間近高値から 20% 程度) 下落となるか興味深いところですが、個人的な見解ではならないのではと思っています。今回の下落の要因は以下と考えています。
- 欧米の中央銀行の金融緩和策が収束に向かうことの懸念 (米国では 21年11月からテーパリング開始見込み)
- 中国経済の不振、およびそれによる世界経済への影響
最近の中国政府による企業への規制強化やそれに伴う不動産バブル崩壊による中国経済失速が懸念されています
個人的には中国経済の行方の影響を注視していくことが重要かなと思います。過去米国株についてはテーパリングを開始する際に一時的な下落がありましたが、ただちにリセッションへ向かうことはありませんでした。しかし中国経済が失速すると今では世界第二位のGDPを有する国ですので影響は大きそうです。ここ2カ月は経済が失速している指標が出ているので、注意が必要そうですね。
ただ一方で衆議院選挙の期間は株価が上がりやすいというアノマリーもあったりします。ですので、自分のリスク許容範囲で引き続き市場に残っていきたいと思います。
それでは、また。
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