時々話題になることがありますが、日本経済は伸びていないので日本株はオワコンだとか、米国はずっと右肩上がりなので米国株に投資した方が効率がよい、といったことを聞くことがあります。皆さんはどのようにお考えでしょうか?
確かに世界を見渡すと米国企業が様々な分野でトップに君臨しているように見えます。GAFAM に代表される IT 企業もそうですし、金融でも米国企業の存在感は大きいです。VISA や Mastercard、また新興企業として PayPal も登場するなど、新陳代謝もしっかりしているように感じます。製薬企業もファイザー、モデルナといった有名企業が多数あります。一方日本企業はバブル期こそ世界を席巻していたように見えますが、その後は下落傾向。いまだにバブル時の最高値を日経平均は超えられていません(バブル期につけた最高値が高すぎるというのもありますが)。
しかし冷静に見てみましょう。日本経済新聞の記事のタイトルを抜粋しますが、「上場4社に1社最高益 4~6月、外需・素材高が追い風」という事実もあります。確かに日本企業が米国企業に比べて株主還元が劣っていることや、ROE が低いなど株主にとってはうれしくない事実はありますが、日本企業も成長している企業はあるのです。また米国株は S&P500 の PER が 20 倍を超えるなど割高になってきています。一方の日経平均の PER は15倍前後です。この辺りを考えると米国企業には既に株主にとってメリットがある部分のプレミアムが載っているようにも感じます。そのため日本株をしっかり分析できれば勝機はあると思っています。最近はあまり成績がよくないですが・・・。
あくまでこれは個人的な意見です。世界には数々の優れた企業がありますので、日本企業にこだわる必要もないと思います。ただ様々な情報を収集し、理解し、自身の頭で考えながら資産運用をしていけばスキルの向上と納得感のある結果になるのではと思います
それでは、また。
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