アストラゼネカからワクチンの進捗発表がありました。日経の記事によれば先行する2グループよりは効果がやや弱いようですが、70% 以上の効果と。インフルエンザのワクチンの効果が50%程度とのことですから、それなりに効果が認めらているように思います。

またアストラゼネカのワクチンはファイザーやモデルナのワクチンとはタイプが異なり、従来型のウイルスベクターワクチンとのことです。ファイザーやモデルナのワクチンは mRNAのワクチンでこれまで製品化されたものはないタイプです。色々な選択肢ができるのはよいことですね。またアストラゼネカは日本政府とも供給に関して取り決めを行っているので、日本にとっても朗報だと思います。
以下の記事でワクチンの種類やファイザー、モデルナのワクチンのこれまでの治験の結果や特徴がわかりやすくまとめられていましたので、興味のある方はどうぞ。ファイザーのワクチンは供給の際の保存が結構難しそうですね。

さて、新型コロナのワクチン開発に新たな朗報が加わりました。その報道を受けて米国市場は好感したようです。さらに日本市場もその影響を引き継いだようで、大幅に上昇しました。国内での感染者増加によって、運輸サービスやホテル業に影響が出るかもしれないと思っていましたが、お構いなしでしたね。ファイザーのワクチン開発の進捗発表のあった 11/9 以前の株価とその後の株価について比較してみました。

米国市場については IT技術などの多い Nasdaq についてはファイザーのワクチン開発が良好な結果を収めたとの報道を受下落、その後現在までにやや値は戻していますが、それでも 11/6 の値までは戻していません。一方ダウ平均や S&P500 は好調を維持ししています。個別銘柄で見ても青く示したIT銘柄はまだ 11/6 の値まで届いていません。
日本市場も好調で TOPIX や日経225が米国市場を上回る上昇を見せています。日本市場のコロナで恩恵を受ける IT銘柄の選定が難しかったのですが、強弱まちまちです。一方コロナで苦戦している鉄道や旅行業は株価を伸ばしている傾向にありそうです。
市場はもうコロナ後を見据え始めたのかもしれません。
それでは、また。
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