市場は長期的には正しいと思われるが、短期的には間違える

投資の考え方

 株価が日々動きます。日に1%や2%動く時もあれば、0.1% 程度と小幅な値動きの時もあります。でもこれって不思議ではないですか?株価は理論的にはその企業が稼ぐ利益で決まるべきだと思います。その企業が生み出す利益を手に入れる権利が株だからです。でも企業の稼ぎ出す利益は日に何%も動くことはないです。決算発表の時に大幅な減益あるいは増益の報告があれば別ですが。その企業の価値はあまり変わらないが、その価値を保有するための権利を買う値段は日々変動しているのです。長期的には株価はその企業が稼ぐ利益に集約していくと思うのですが、短期的にはとてもぶれます。その短期的な間違いをうまく拾えれば、利益を得るチャンスですね。特別なニュースがないのに大きく株価が動く時は、感情によるものだと思います。皆が一斉に買えばまだ株価は上がると買いたくなりますし、一斉に売りが入ればこれ以上値が下がるということが怖くて皆売りに回ることがあります。でも自身で目標とする株価が見えていれば、それに合わせて行動すればよいですね。

 市場の短期的な間違いに流されず、適切に判断するにはやはりその企業をよく知り、目標とする株価がある程度定まっていればよいと思います。そうすればバーゲンセールでその株が買えるチャンスがやってきます。暴落時に限らず、時々一部の企業の株価が大きく変わることがあります。そのチャンスを拾えるよう、その企業の株価のイメージを持つよう心掛けていきたいですね。

 それでは、また。

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