タカラレーベン・インフラ投資法人 (9281) PO 実施中

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 最近タカラレーベンインフラ投資法人の投資口価格が大きく下落していましたが、どうやらPOを実施中のためのようです。インフラファンドは新しい物件を購入する際、市場から資金を集めるために PO を実施しますが、その際に既存の投資家が投資口の希薄化を嫌がって投資口価格が下落することがよくあります。

タカラレーベン・インフラ投資法人

 スポンサーがタカラレーベンのインフラファンドです。スポンサーが太陽光発電事業のノウハウを有しており、そのノウハウおよびスポンサーのブランド力を活用できるのが強みとしています。 現在は太陽光発電滋養のみの運用となっています。株式会社格付投資情報センターから格付け A を取得しており、財務的には安定しているようです。 当投資法人の特徴としては、分配金に占める利益分配金の割合が他の6銘柄と比べると高いことが挙げられます。タカラレーベン・インフラ投資法人の利益分配金は21年5月期において92.5%でしたが、他の6銘柄は平均して 54.5% となります。かなり水準が異なりますね。また過去に分配金も順調に増やしてきており、2016年11月期と2021年5月期の一口当たりの分配金および利益分配金を比較すると、分配金が 3121円→3704円 (+18.7%)、利益分配金が 3121円→3426円 (+9.8%) と増えてきています。少しずつ分配金が成長しているのは良い傾向ですね。なお、利益分配金などインフラファンドの分配金については以下で以前解説していますの出興味のある方はどうぞ。

インフラファンドとは:その② ~資産運用報告書から収益構造、分配金を理解する~
 前回はインフラファンドの概要について説明しました。今回は決算書を見ながらその収益構造についてもう少し理解を深めてみたいと思います。まずは東京インフラ・エネルギー投資法人の過去の決算を見ていきましょう。項目18年12月~19年11...

投資方針

 2017年から毎年、合計で過去 4 回 PO を実施しています。時期は2017、2018年は6月でしたが、ここ2年は12月ですね。21年も発表したので 5 年連続となります。PO後の株価は2勝2敗、ただその値幅は-3.2~1.4% とそれほど大きくありません。短期売買での利益を取ろうとするとやや物足りないきがします。ただ今回のPOにより取得する新規太陽光発電所により分配金の水準は微増となる予定ですので、分配金を目的としている方はPO発表による投資口価格下落のおかげで利回りが上がってきているのでチャンスではと思います。私は長期保有方針のため、参加する予定です。なおSBI証券では既にPO申し込みが始まっており、期間は 11/15 00:00~11/22 11:00 (最短で 11/17 11:00 まで) となっています。申し込む方はお早めに動いてください。

 それでは、また。

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