電力会社の切り替え (アストマックス)

　ハマチ家では節約の一環で8月に電力会社を切り替えることを検討、9月から新しい電力会社を利用しています。今回新しい電力会社となって初めての料金請求が来ましたので、切り替えた成果を検証してみたいと思います。

電力会社の選び方
候補電力会社
切り替えた成果

電力会社の選び方

　電力会社を選ぶのは今はかなり簡単になっていると思います。各会社の電気料金比較サイトがあり、各家庭の生活スタイルや家族構成、過去の使用実績をこのサイトに入力するとおすすめの電気会社を紹介してくれます。私はインズウェブを利用しましたが、その他にもエネチェンジなどいくつかあるようです。

　過去の電力使用量については、我が家のアパートがスマートメーターを導入していた点とでんき家計簿（東京電力の電気料金、電気使用量がwebで確認できるサービスです。無料なので東京電力を使用しているなら登録していても損はありません）を使用していたので過去の電気使用量もわかったため、入力できました。過去1年分がなくても、間近1か月分の電力使用データを入力すればサイト側で1年分の使用量を推定してくれますので、電気料金シュミレーション自体は可能です。ただ私は正確に実施したかったので12か月分のデータを個別に入力しました。

　シュミレーションを実施すると他の電力会社に切り替えた場合にどの程度節約される見込みかを提示してくれます。

候補電力会社

　インズウェブから紹介された電力会社から以下を3社を候補として絞りました。私の場合は、電気料金が安い点、途中解約しても手数料がかからない点を重視して選びました。電力会社によっては電気料金以外のキャッシュバックなどもあり、今回選んだ3社より節約額が多そうな会社もあったのですが、最近妻が在宅勤務を行っていて家にいる時間が長くなり、電気使用量がどの程度増えるかが不透明だったため、電気料金そのものを重視して選びました。候補として残ったのは以下の3社でした。

・シン・エナジー
　きほんプラン以外に平日に在宅していることが多い場合にお得な昼生活フィットプランや平日は仕事で家に不在な家庭向きの夜生活フィットプランというユニークな電力プランがありました。ただ我が家の場合はコロナショック以後生活スタイルが変わり、電気使用量がどのようになるかの見通しがつきにくかったので、きほんプランで見ることとしました。

・超格安電力サービス【エルピオでんき】
　我が家はスタンダードライト30A でシュミレーションしました。事前に調べた印象では割安で人気の電力会社のようでした。

・アストマックス
　続けてお得プランを採用しました。一年間限定のプランですが、3、6、9、12月の基本料金が無料となったり、電力使用量が少ない場合はエルピオでんきより有利に見えました。二年目からはブライトプランという別のプランとなるようです。プランが切り替わる前にまた別途シュミレーションしてみたいと思います。
　上記の新電力と東京電力の基本料金等を比較したのが以下です。なお東京電力は我が家で契約していた従量電灯B 30A の契約で比較しています。

　ちなみにそれぞれの電気料金表から、我が家の昨年実績をもとに比較した表が以下となります。

電力会社	一年間の予想料金 (円)
シン・エナジー	105886
エルピオ	104273
東京電力	112670
アストマックス	99202

予想料金一年分 (過去一年分の我が家の電気使用量に基づいて算出)

　アストマックスが最安となりました。ただし月間の電力の使用量が 300W を超えた後の電気代はエルピオ電気の方が安いため、使用量が増えれば増えるほど、エルピオ電気の方が安くなる可能性はあります。今後の電気使用量の増加が読み切れなかったので、とりあえずはアストマックスを選ぶことにしました。電力使用量が明らかに増えるようであれば、また切り替えればよいかとの判断です。

切り替えた成果

　先日初めて請求額の連絡が来ました。間近1か月の使用量は 246 kWh、請求額は 5820円でした。この使用量ですと6115円となる予定でしたが、燃料費調整額が安くなり、請求額が予想より減ったようです。原油安の影響でしょうか。燃料費調整額は電力会社が独自に決めてよいようですが、アストマックスの2020年10月については東京電力と同じようです。諸々計算すると東京電力から切り替えて今月は 468 円ほど安くなったようです。ただここにきて一点見逃していた点がありました。アストマックスは現在クレジットカード払いに対応していないようです。（現在対応できるように準備中とのこと）口座振替か、毎月払い込む必要があります。この点は残念です。

　今回ご紹介したように新電力に切り替えることで電気代を安くすることに成功しました。手続きは簡単です。電気の検針票があれば、電気料金比較サイトですぐに候補が見つかります。時間も私のように細かくやらなければあまりかかりません。興味がありましたら下記サイトにて検討してみてはいかがでしょうか？

　各電力会社でもこの会社に切り替えた場合にどの程度安くなるかはシュミレーション可能です。