家庭での会話でバルミューダという会社の名前が出てきました。私は全く知らなかったのですが、どうも最近話題になってきている企業とのこと。気になったので調べてみたら、家電機器メーカーだったのですね。折角なので記事にしてみました。
事業内容
2020年12月に上場したばかりの新興企業です。扇風機や調理家電(トースター、レンジ)、掃除機、スピーカー、ランタンといった家電機器メーカーです。ただ製造は委託している、いわゆるファブレス企業です。機能性やデザイン性に強みがあり、その分価格帯がやや高い製品を販売しています。ターゲットは中間層から富裕層(バルミューダではハイブロー層と定義)としており、マーケティング活動を通じて認知度向上を図っています。また21年11月にはバルミューダ初の旗艦店を東京・青山に展開する予定です。また5G対応スマートフォンを今年の下期に投入予定、その後もIT機器やAV機器、さらにはそれらに関わるアプリケーションやサービスの展開も行っていく予定とのことです。海外についても既に韓国を中心に展開しており、さらに北米に最近進出を開始しております。今後の製品群の拡大や海外展開の拡大も楽しみです。
業績
売上、営業利益の推移です。あまりデータがありませんが新興企業ということでご容赦ください。

2021年12月期は初のスマートフォンも寄与するということもあり、増収増益を予想。次に製品別の売上です。
2019 | 2020 | 2021 | |
空調 | 4691 | 3422 | 3185.6 |
キッチン | 5262 | 6958 | 8579.4 |
その他 | 896 | 2205 | 6335 |
キッチン関連が順調に伸びてきています。今後はここにスマートフォンも新たに加わるかもしれませんね。次に国内、海外の売上です。
2020 | 2021 | |
日本 | 9,596 | 12,833 |
韓国 | 1,644 | 3,294 |
米国 | 227 | 651.6 |
その他 | 1,119 | 1,321 |
全体的に伸びている傾向が見られます。
株主還元
EPS、配当、配当性向の推移です。といっても無配企業なので配当は0ですが。

2018年12月期の EPS が低いのはトースターのリコールがこの年発生したためと思います。それ以降はきれいな右肩上がりの伸長を見せています。配当政策は特に言及を見つけられませんでしたが、新興企業の場合はしばらく無配のことも多いので、、無配が続いても珍しくはないですね。
投資指標
最後に予想PER、実績PBR、配当利回りの推移です。
予想PER (倍) | 実績PBR (倍) | 配当利回り (%) | |
最大値 | 100.00 | 35.38 | 0.00 |
平均値 | 57.50 | 12.51 | 0.00 |
最小値 | 36.10 | 7.59 | 0.00 |
データが少ないので参考程度と思います。最近は PER 50 倍前後で推移しています。11月9日の決算発表で動きがあるかもしれません。5G対応スマートフォンが11月に発表との記事も見かけますので、何らかの動きがあるかもしれません。
それでは、また。
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