貯金では資産が目減りする時代が到来か ~身近なところでも値上げを体感~

生活

 お金は貯金をしていますと額面は変わりませんが、価値そのものは変わります。インフレが起これば物価が上がるので100円で買えたものが買えなくなり、お金の価値が目減りします。一方デフレが起これば同じ100円で多くのものが買えるようになるので、お金の価値は上がっていきます。これまで日本はデフレが長く続いていたので貯金でも資産が増えていきましたが、ここしばらくの様子を見ているとインフレが進んでいきそうです。最近身近なところでも値上がりの報告を聞くようになりました。以下が例です。

  • 子供が通っている英会話教室の月謝が値上げ (人件費高騰とのこと。まあ外国の方はコロナ禍でなかなか入国もできないですし、そうなりそうですね)
  • 電気、ガス価格の値上げ (資源価格高騰が直撃)
  • 食品の値上げ (コーヒー、パン、スイーツ・和菓子、ポテトチップス、パスタ、ハンバーグ、牛丼、冷凍食品、メンマ、食用油)
  • 新築マンション価格の高騰 (人件費、資材価格が高騰しているとのこと、東京23区内は本当に高いですね)
  • 企業物価指数 21年11月は 9% の上昇 (41年ぶり!)

 そもそも日本は食品など多くを輸入しておりますので、海外で資材価格が高騰すればその影響を受けるのです。ただ円高であればその影響が相殺されますし、コストカット (経営の効率化や人件費の抑制など) による企業努力でこれまではあまり影響が出ていなかったのではと推察。今は人件費もこれ以上は下がりそうにないですし、金融緩和であふれたマネーが資材価格にも影響、さらにはポストコロナで経済活動が再開されてきたために、様々なものの価格が上がってきたことが要因とは思います。これらの要因でついに日本にもインフレの波が来るかもしれません。インフレが達成されると日銀の金融緩和も終了に向かうかもしれませんね。最近はETF購入があまり盛んではなさそうですので、株価への影響は限定的かもしれませんが、金利は今後上昇するかもしれません。そうすると私たちの場合は住宅ローンに影響が出るかもしれませんね。住宅ローン減税が縮小されたのちに、金利上昇でさらにダメージ、ということがないと良いのですが。

 嘆いていても仕方がないので、自ら考え、対策をとるしかないですね。インフレが起これば金(ゴールド)の価値も上がるでしょうから、もう少し金への投資割合をふやそうかしら。金利上昇時は債券が値下がりするので、債券は減らした方がよいかもしれません。値上げができる企業は利益を確保できるのでそういった企業を投資先にしてもよいかもしれません。嘆いていても何も生まれないので、自ら動くしかないですね。

 それでは、また。

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