株式や債券、REIT それぞれについてですが、期待リターンとリスクがあります。これらは過去のデータによって求められますので事実です。例えば2003年10月からのそれぞれの資産に対する期待リターン、リスクは以下の通りです。(21年8月29日現在)
リターン(年率) | リスク(年率) | |
日経225 | 6.9% | 18.6% |
外国株式 | 10.4% | 18.8% |
新興国株式 | 11.2% | 23.2% |
国内債券 | 1.4% | 1.9% |
外国債券 | 3.9% | 8.6% |
新興国債券 | 5.7% | 13.3% |
国内REIT | 8.9% | 18.3% |
海外REIT | 9.3% | 21.8% |
ただしこのリターンを見たときに、例えば日経225だと毎年約7% の収益が得られそうな気になりますが、実際には違います。年ごとのリターンにはリスク程度の振れ幅が(場合によってはそれ以上の)あります。ここでのリスクはあくまで振れ幅、という意味ですね。日経225ならば 6.9±18.6% のリターンの範囲でかなりの確率で収まる、という意味です。ただ 100% ではない点、ご留意ください。
将来の資産設計をするうえで、ある程度の数字を基に行う必要があるので、その際に例えば上記の数字を利用することは問題ないですが、あくまで期待であり振れ幅ある点は考えていきたいところです。最近は特に米国株はずっと右肩上がりですので、リスクについて忘れがちですがそろそろ気にした方がよいと思っています。なお、期待リターン、リスクを基に将来どの程度の範囲で資産が形成できるかをシュミレーションできるサイトがいくつかあります。私は野村の funds-i を利用することが多いです。以下のサイトの投信アシストで色々とシュミレーションできますので、興味のある方はご活用ください。

それでは、また。
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