22年5月13日にジャパン・インフラ投資法人が PO を発表しています。当投資法人では 3 回目の PO となります。過去に希薄化比率が 83.7% となる大きな PO を実施しましたが、当法人の規模が大きくなってきているので3回目の今回はそこまでの規模ではありませんでした。それではジャパン・インフラ投資法人のPOについて筆者のスタンスを解説していきます。
ジャパン・インフラ投資法人
ジャパンインフラ投資法人は2022年5月現在では最も新しいインフラファンドです。スポンサーは丸紅が90%、みずほ銀行が5%、みずほ信託銀行が5%となっています。運用に関してはこのスポンサーのノウハウが、新規投資案件についてはスポンサーのネットワークが強みとなるとのことです。投資格付けは A と安定しています。今回の投資の際に新しく組み入れる太陽光発電所により、太陽光発電所の設置地域がより分散化され地域の偏りがなくなるようです。今後の安定的な運用につながることが期待できそうです。
投資方針
PO が実施されると株式の希薄化が懸念されて値は下げる傾向にあります。ただインフラファンドについては分配金がどのように影響を受けるかが注目されるべきことかと思います。資料に目を通しましたが分配金は2% 程度増加するようです。そのため希薄化に対する懸念は小さいとみています。さて今回の PO に対する私の対応ですが、今のところ長期投資の観点で参加の方針で考えています。インフラファンドの PO は過去の傾向を見ると短期的にはやや分が悪いようですが、長期的には報われていることが多いように思いますので。
なおインフラファンドについては、歴史は浅いですが東証がインフラファンド指数というものも発表しておりますのでインフラファンド全体の動向も追うことができます。ご参考ください。https://quote.jpx.co.jp/jpx/template/quote.cgi?F=tmp/real_index&QCODE=188
それでは、また。
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