BDC のコロナ後の動きについて(米国高配当株)

投資の考え方

 先日 BDC について記事を記載しましたが、かなり株価が上昇してきた印象です。私は大体3月~5月までに購入したのですが、含み益が大きくなってきました。いくつかの銘柄では配当利回りも平時に近い水準になってきたな、と思いまして一度 BDC について過去の株価と現在の株価を見て今後の見通しや自身の投資方針について確認してみることにしました。

BDC のコロナショック前 3 年間の株価と現在値 (21/1/31 現在)

 おおよそコロナショックから1年が経過しましたね。BDC はコロナによって軒並み株価が下落しました。ではコロナ前の株価水準はどの程度だったのでしょうか?あまり昔の株価を見てもしょうがないかなと思いまして、コロナ前の3年間 (17年1月~20年1月) までの各銘柄の株価の幅を調べてみました。Yahoo Finance のチャートを参考にしましたが、大まかな幅、という程度でお願いします。

銘柄21/1/30
終値
値幅備考
AINV12.1112.4-20 
ARCC17.315.6-19
CSWC18.216.5-22値上がり傾向
FSK16.821-38ピークから値下がり傾向
GBDC14.2116-20 
HTGC14.6711.5-15 
MAIN31.8234-44値上がり傾向
NEWT20.5715.5-23.4値上がり傾向
OCSL5.564-6.27 
ORCC12.915.2-18.119年8月ごろ上市なのでデータ少ない
PSEC6.36-9.4やや値下がり傾向
TCPC11.3913-17.5やや値下がり傾向
TPVG13.3910.8-16.7値上がり傾向

 調べた銘柄は私が保有している銘柄のみです。備考のところには、コロナショック前の 3 年間のチャートのを傾向などを記載してみました。値下がり傾向のものは17年あたりがピークのもの、値上がり傾向なのはコロナショック直前にピークがきているものです。記載のないのは明確な傾向が見られなかった銘柄です。こうしてみますと、コロナ前の水準にかなり戻ってきている銘柄が数多くありますね。ただ S&P が算出している S&P BDC Index はコロナショック前よりまだ 15% 程度低いです。そのため、まだ値上がりが期待できる銘柄も少しあるかもしれません。MAIN はもしかしたらそうかもしれませんね。ただ個別株なので私が把握していない何らかのリスクが存在しているのかもしれません。

 私としてはアセットアロケーションの中で既に予定の配分まで購入していることもあり、当面はせいぜい配当再投資程度に収める予定です。全体的に値も戻してきていますしね。BDC はリスクも大きいので、あくまでサテライトの位置づけで無理はしないようにします。

 それでは、また。

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