2020年は大きな変化のあった一年でした。新型コロナウイルスの影響で私たちの生活に大きな変化が生じたように思います。それは悪い面、よい面両方あるのだと思います。悪い面では飲食業、旅行業、鉄道、航空関連など深刻な影響を受けた業界の方々がいます。ウイルスへの対策ができれば徐々に戻るかとは思いますが、これほど長い期間影響を受けるとは正直最初は思いもしませんでした。一方でよい面では会議などオンライン化が進んだことですね。これまで対面でずっと会議をしていましたが、オンライン化することで移動がなくなりました。移動時間を大きく節約できるのがこんなに良いとは思いませんでした。会議の設定も前より簡単になったように思います。効率化が進んで、生産性が上がるのでは、と期待しています。ただコロナが落ち着いたときに元に戻ってしまうことをやや懸念していますが。また一部の業務では在宅が進んだことも大きいですね。
株式市場の方は一時はパニックとなり急落しましたが、中央銀行の支えもあってその後急回復。今では株価がコロナショックより高い水準となっています。実体経済との乖離が大きい点が非常に気になり、何か悪いニュースがあると急落するのではとの不安もありますが、一方で各国が大量の国債を発行しているので貨幣の価値が下がっているという面もあります。
そのため将来のインフレを見越して株価は上昇しているのかもしれません。今のところ正しい答えは見えていないので、自分自身がリスクを取りすぎていないかを注意しながら見ていくのみです。
さて私個人の投資について振り返ると、今年購入してよかった株としては日本株では現時点では①ベガコーポレーション、②キトー、③大塚HD でしょうか。ベガコーポレーションは SBI 証券で頑張ってためた IPOポイントを使って当てました。それ以外の IPO は全滅です。ベガコーポレーションは初値で売りましたが、よい利益が出ました。キトー、大塚HD は3月、4月とコロナショックで株価が低迷しているときに購入しました。大塚HD の方は医薬品はコロナの影響を受けにくく、今後の不景気でも業績への影響が少ないだろうという想定と、コロナショックにより投げ売りされていたので購入しました。30% ちょっとの含み益が出ています。キトーの方はノルウェー政府年金基金が保有しているとの情報があったことやコロナショックによる株価低迷をみて、タイミングが良いと購入に踏み切りました。今のところ大成功の投資となっています。ちなみにノルウェー政府年金基金はその運用に定評があるので投資先の選定の際に参照とさせてもらっています。ノルウェー政府年金基金は昔記事にもしたので、興味のある方はどうぞ。
米国株では ARCC やADP、JPM などは含み益が大きいですが、投資先はおおむねどこも含み益が発生しています。でも 3月、4月の時にもっと資金を投入すればよかったと今更ながら思います。
一方でロイヤルダッチシェル (RDS.B) は大失敗でしたね。2月に少し下がってきたところを購入しましたが、その後さらに急落して、いまだに損失が出ています。損出しすればよかったかな。当時の配当利回りにつられて購入しましたが、その後大幅な減配も発表して、踏んだり蹴ったりの投資となりました。ただ今後原油価格は今よりは回復するだろうと思って、ホールドは続けています。あと日本株ではLPF やイオンディライトが今の段階では失敗といえそうです。ただこちらは今後盛り返すと思っていますので買い増し検討中です。イオンディライトは以前記事にもしまし
以上、2020年の投資を振り返ってみました。自分自身の振り返りとなってよい機会となりました。来年に生かしていきたいですね。
それでは、また。
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