銘柄紹介:ブリティッシュアメリカンタバコ (BTI)

銘柄紹介

 ブリティッシュアメリカンタバコは英国企業で世界最大級のたばこ会社です。近年ESG投資の影響か、株価は振るいませんがそこにチャンスがあるかどうかについて考えてみたいと思います。

事業内容

 ブリティッシュ・アメリカン・タバコは、イギリスの会社ですが、その事業はグローバルに行われており、世界最大級です。有名なブランドには、ダンヒル、ケント、ポール・モール、ルーキー・ストライク、ロスマンなどがあります。また、最近では加熱タバコ「グロー」が割と有名な気がします。インドの主要タバコメーカーであるITC Limitedの株式31%を保有しています。

業績

 過去の売上、営業利益の推移を見てみます。

 売上、営業利益は一時期頭打ちにあったように見えましたが、最近レイノルズを買収した影響で急激に増えています。今後再び頭打ちとなるのか、徐々に増えていくのか今後の推移に注目です。

株主還元

 EPS、配当、配当性向の推移です。

 BTI のEPSは大局的には右肩上がりとなっています。また配当は年々増やしていますが、EPS成長に沿った形で行われており、配当性向は 60~70% の間で推移しています。配当性向がこのレベルですと、まだ増配余地はありそうです。ただドル建てですと為替の影響で毎年増配、という訳にはいかない点をご注意ください。

投資指標

 過去2年の実績PER、PBR、配当利回りのレンジです。

 現在(2020/12/19) の株価では配当利回りが 7% 前後ですので、過去2年の間では平均的な水準です。一方で減配の可能性がなければ7%の配当が手に入る水準であり、以前魅力的な水準に見えます。株式のリターンの期待値が 7~8% 程度かと思いますので、その水準が配当で手に入るのであれば(税金がひかれますが)そこそこ手堅い数字化と思います。また益回り(PERの逆数で計算できます)で考えるとおおよそ 9.3%、たばこ産業は今後大きく伸びる要素は少ないですが、ある程度安定していますので、そのように考えると手堅い投資先のように思います。そのためまだやや割安な水準にあるかなあという思いと、ESG の観点で機関投資家の売りが一巡したらもう少し戻ることも期待できるのではとみています。(私の主観ですので投資の判断はくれぐれも自己責任にてお願いいたします)

 それでは、また。

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