銘柄紹介:イオンFS (8750)

銀行 銘柄紹介

 私が保有している銘柄の中に、結構イオン系列の銘柄があります。今回はその中の一つで、金融サービス会社のイオンFS を取り上げたいと思います。

事業内容

 先ほど述べたように当社はイオングループの金融サービス会社です。イオン銀行やクレジットカードのイオンカード、電子マネーの WAON でなじみのある方も多いかもしれません。事業は国内・海外で会員数4500万人の「イオンカード」中心のクレジット業務、銀行業務、フィービジネス(電子マネー等)、生命保険業務を有しています。2020年にアリアンツ生命保険を子会社することで新たに生命保険事業に参入しています。21年2月期から生命保険業務が貢献してくることとなるため、新規事業の進出がどの程度本銘柄の成長に貢献してくれるかが楽しみです。また意外なことに(私だけ?)既に中国やASEAN各国に進出しており、海外売上高も大きいグローバル企業です。

業績

 イオンFS の業績です。グラフは売上と当期利益です。2020年は決算期が変わっており、11カ月分で本決算を迎えた点にご注意ください。

 コロナショックで見事な減益です。経済危機があると融資先の貸し倒れに備えた貸倒引当金増加する必要があるため、銀行業は仕方がないですね。収束すればまた当期利益は回復するとみています。次に事業別の売上、当期利益の推移です。

 海外事業の割合については売上ベースでは 30%、当期利益ベースでみると 43% となっており、意外と海外展開の進んでいる企業であることが見えます。利益率も海外事業は非常に良いですね。今後これらの地域はさらに経済発展を続けていくと思いますので、今後の業績への貢献が期待できると感じます。

株主還元

 本銘柄のEPS、配当、配当性向の推移です。

 長らく配当性向は 40% 前後で増配あるいは配当の維持を行ってきましたが、コロナショックの影響で、今期は大幅な減配を見込んでいます。コロナが収束したのちにどの程度配当水準も回復させてくれるか気になるところですが、過去の傾向を見ていると配当性向40%前後の水準が一つの基準かなとも思ったります。

投資指標

 本銘柄のPER、PBR、配当利回りの過去3年間の推移です。

 黄色のカラムはコロナショック前の約2年間の幅です。コロナショック後は大幅減益と減配を実施したので、過去と比べると大きく割高となっています。しかし、コロナショックが収まればまた利益や配当は戻ってくると思いますので、最近の投資指標は外して掲載しました。

 以上、今回はイオンFS について紹介いたしました。皆様の参考になりましたら幸いです。

 それでは、また。

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