ファイザーがコロナウイルスのワクチン開発状況報告、効果9割越

 米製薬大手のファイザーが11月9日に新型コロナウイルスに対するワクチンの開発状況を報告、予防の有効性が90%以上である初期データを公表しました。以下は日経の記事です。

米ファイザー、ワクチンの効果9割超に - 日本経済新聞
【ニューヨーク=中山修志】米製薬大手のファイザーは9日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンの治験で予防の有効性が90%を超えたとする初期データを発表した。同社は11月中にも米食品医薬品局(FDA)にワクチンの承認を申請するとみられる。世界各国で新型コロナの感染ペースが高まるなか、ワクチン実用化に向けた動きが本格化して...

 記事によれば11月中にも米食品医薬品局(FDA)にこのワクチンの申請をするようです。以下の記事によれば、ファイザーは日本でも3段階ある治験の第1、第2段階を10月に始めたと発表しており、国際治験の結果も併せて製造販売の申請を目指しているとのことです。結果が非常に楽しみです。

「9割効果」ファイザーのワクチン 仕組みや供給方法は - 日本経済新聞
【ニューヨーク=野村優子】新型コロナウイルスのワクチンが実用化に向けた最終段階に入った。米製薬大手ファイザーは9日、ワクチンの臨床試験(治験)において9割で有効性が確認できたとの初期データを公表した。米メディアは年内または年明けにも供給が始まる可能性があると報じた。当初の接種は米国内の医療従事者らが優先される可能性が高...

 うまくいけば、日本政府は既にファイザーのワクチンを21年6月までに6千万人分供給を受けることで合意しているとのことですので、日本国民の約半分の数ですね。ただファイザーのワクチンは分解しやすいのでセ氏-70℃前後で保管する必要があるようで、サンプライチェーンの構築も必要とのことです。輸送だけでなく、医療機関での保管も大丈夫なのでしょうか?-70℃で保管できる冷凍庫のあるところは普通の場所ではない様に思います。

 一方で最終治験で副作用が出たために開発が遅れたケースがジョンソンエンドジョンソンやアストラゼネカでありましたので、まだまだ予断は許さないですね。ただ両社も12月に有用性の確認を再開する見通しのようです。

 この発表を受け、ダウなどの株価指数が大幅に上昇したようです。一方、ハイテク株を中心としたNasdaq は下落しています。株式市場の資金がハイテク株からこれまで出遅れていた株へと流れているようです。

 ファイザーによるワクチン開発の発表前と発表後のインデックスや個別銘柄の株価を比較してみました。ハイテク株メインの Nasdaq が下落している一方で、ダウ平均やS&P500、日経平均やTOPIXは値上がりしています。また個別銘柄ではコロナ後に資金を集め、株価が上昇していた青で塗ったハイテク銘柄は下落傾向、資金が逃げていた傾向のある銘柄は大きく株価が上昇しています。今後、これまで出遅れていたコロナで影響を受けていた銘柄が挽回してくのかもしれません。

 それでは、また。

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 今回は過去の金言から学ぶという特集にしてみましたが、いかがでしたでしょうか?皆様の新しい気づきに貢献できていれば幸いです。

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