銘柄紹介:KDDI (9433)

銘柄紹介 日本株

 本日は KDDI についてです。最近政府から携帯料金が高いと非難されており、先行きに不安を抱えているのもあり、調べてみることにしました。そして何を隠そう私も KDDI の au ユーザーです。しかも未だに 3G 携帯を使用しているという、時代から取り残されているユーザーです。だってスマホは料金が高いんだもん。でも 22年3月までに 3G が使用できなくなるので、それまでには次を考えないといけないですね。その時は格安スマホに乗り換えようかなあ。菅さん、格安スマホがあるからあまり大手携帯3社をたたくのはやめてくれないかなあ。前座が長くなりました。

事業概要

 さて本題のKDDIについてですが、セグメントとしては現在大きくパーソナル事業とビジネス事業に事業を分けています。パーソナル事業には個人向け通信サービスとライフデザインサービス (コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育等) が含まれています。ビジネス事業については法人向けの通信サービスとICTソリューション・データセンターサービス等の提供を行っています。今後のKDDI の成長戦略としては、この中でライフデザインサービスとビジネス事業を次の成長のエンジンと考えているようです。

KDDI 20年3期事業報告書より

両領域とも順調に進捗しているとのことで、頑張っているようです。今後の継続的な成長が楽しみです。

業績

 次にKDDIの業績動向についてです。まずは売り上げと営業利益の推移からです。

KDDI の売上、営業利益の推移

 右肩上がりですが、近年少し売上、営業利益ともに微増傾向で以前よりは成長が減速しているようです。次に事業別の利益推移をマネックス銘柄スカウターで調べてみました。

KDDI の事業別売上、当期利益の推移 (マネックス銘柄スカウター利用)

 最近は当期利益の部分でビジネス領域の利益率や構成比が増加傾向なのは好ましい傾向かと思います。パーソナル事業の部分にライフデザイン事業が含まれてしまっているので、ライフデザイン事業の状況が分かりにくいですね。引き続き調べてみたいと思います。

 最後にEPS、配当、配当性向の動向です。

KDDI のEPS、配当、配当性向の動向

 EPS、配当ともに右肩上がりです。配当性向も徐々に上がってきているので、今後は成長が伴わないと増配スピードも落ちそうです。ただKDDIは配当以外にも自社株買いをしておりまして、配当+自社株買いの総還元性向はここ数年60%前後のようです。株主還元に熱心なのは、株主としてはうれしいです。

株主優待

 KDDI は株主優待も実施しています。3月末に株主ですと、保有期間が5年未満の株主で100~999株の株主には 3000円相当、1000株以上なら5000円相当、保有期間が5年以上ならば100~999株で5000円相当、1000株以上なら10000円相当の品物がカタログから選べます。カタログに掲載されているのは au PAY Market に販売されている商品とのことです。au PAY Market についてはこちらから。

 今後の携帯料金値下げの影響が気になるところですが、次の事業が今のところは計画通りに進捗しているようであること、また株主還元に積極的な企業であることは確認できたので、引き続き保有していこうと思います。

 

 それでは、また。

 I cross my fingers for you!

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