日本の生涯賃金はいくら? ~生涯賃金から逆算して住居費を考えてみる~

その他

 筆者は30代後半で、住居は賃貸、子供は二人です。住宅を購入するかとか、子供の進路をどうするかとかに悩んでおります。つまるところお金の問題なのですね。(お金があれば住宅もポンと買えますからね)住宅がとても高いので、購入に二の足を踏んでしまいます。その他にも今の居住地が地元ではないとか、転勤もあるかもしれないとか住宅購入をためらう理由はありますが。ただ住宅を購入する場合、どの程度までの値段だったら購入できるかを生涯賃金の観点から考えてみようと思いました。

日本人の生涯賃金

 日本人の生涯賃金は残念ながら右肩下がりだそうです。独立行政法人労働政策研究・研修機構が公表している「ユースフル労働統計2019」によると2017年時点で大卒の男性が2.89億円、女性が2.46億円と推計されているそうです(同一企業で正社員として働いた場合)。1993年の3.24億円をピークに減少しているとのことです。このうち2~3割程度が税金、社会保険料として支出されるということですから、手取りは 2~2.3億ということになります。

どの程度の家なら買えそうか?

 手取りに対する住居費の割合は 25~30% 程度が理想といわれています。とすると生涯にかける住居費は一馬力なら5000~7000万程度ということになりそうです。既に賃貸住宅である程度支出していますし、住宅ローン以外のメンテナンス費も考える必要がありますので、そこも割り引く必要があります。マンションなら管理費・修繕積立金がありますし、戸建てでも修繕費用を準備する必要があります。これらの諸々の費用込みで考えないと、住宅ローンの支払いで苦労しそうですね。

将来は不確実

 ただ実際には老後は年金もありますし、共働きであれば配偶者の収入もあります。そのあたりも加味してどの程度まで住居費をかけるか考えてもよいかと思います。ただ今後の収入をどの程度と見積もるか、年金も何歳からもらうかなどしっかりとシュミレーションして考えていきたいですね。今回は平均生涯賃金から出しましたが、ここには退職金は含まれていません。またある方はこれより高収入の方もいらっしゃいますし、これより低収入の方もいらっしゃいます。それぞれのケースに合わせて考えていきましょう。また今回は住居費で考えましたが、その他に生涯かかる費用(教育費、レジャー費などなど)についても、逆算してどの程度使えるかを考えていくと安心感が出るかもしれません。前提が変わったら、その都度見直ししていけばいいですしね。

 それでは、また。

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