円安傾向顕著 ~理由は日米の長期金利差拡大:私たちの生活への影響は?~

その他

 円安が急激に進んできました。21/10/16 早朝には1ドルが114円の水準です。要因は日米の長期金利、あるいは実質金利の差が拡大しているためです。米国の長期金利はここのところ急ピッチで上がってきており、8月上旬には1.2% を割る水準であったものが、21/10/16 には1.6%をうかがう水準まで上がってきています。その間、日本の長期金利も上昇はしていますが 0.01%前後であったものが 0.08%に上がっているにすぎず、金利差が拡大しているのです。過去の米国金利上昇場面でも円安に振れており、今回もそのケースとなっているのだと思います。米国は年内にも金融緩和を縮小する方針なので、長期金利上昇は仕方がない部分がありますね。

改めて考える長期金利と為替の関係

 また景気回復している国や金利が上昇している国は、株や債券が買われやすいので、こちらも当てはまりそうです。

 円安は輸出企業の多い日本にはよいこととされる向きもありました。ただ一方で一般市民である私たちにとってはマイナスのことも多いです。輸入品が値上がりするためです。日本はエネルギーや食糧などを輸入しているものが多いので、円の価値の下落はそのまま購買力の低下につながります。円安によって給料が増えれば話は別ですが、給料が円相場に連動しているということはまずないでしょう。原油価格上昇も続いていますし、一般消費財の値上がりがまた来るかもしれないですね。

 対策はやはり資産を分散することかと思います。ドルで資産を持っていれば円安にも対応できますね。資産運用、経済について学ぶことは私たちの生活にも密接にかかわっているのです。

 それでは、また。

 I cross my fingers for you!

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