菅首相、辞任の報を受けて ~市場はなぜポジティブに受け止めたのか~

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 21年9月3日に菅首相辞任の報が流れましたね。間近まで党内人事などで巻き返しを図ろうとしていたようですが、党内反発が強かったということでしょうか。辞任前までは批判一色でしたが、辞任発表後は割と評価する向きが多いように感じましたがどうでしょうか?実際のところ、どうだったのでしょうね?コロナ以外の政策運営が結局のところよくわからなかったです。私の情報収集がよくないのかもしれませんが、そのあたりを評価してほしいとは思います。何はともあれこの難局の中、菅さんにはお疲れさまと言いたいと思います。

 ただ辞任の報を受けて株式市場は急速に上げていきましたね。この反応についてはどうとらえればよいかが難しいところです。安倍前首相の時は下げましたからね。とりあえず考えついた理由は以下です。

  • 市場は菅首相の政策を評価していなかった
    市場が菅首相の経済政策を評価しておらず、次期首相に期待して株価が上げたのかもしれません。ただ誰が首相となるかがわからない中、これが主な理由だと株高はあまり期待できない気がします。今後総裁選まで不安定な値動きとなるかもしれません。
  • 来る総選挙で与党が負ける可能性が低くなった
    菅首相が国民に対して不人気で、このまま衆議院選挙となると与党が負け、政権交代となる可能性を心配していた可能性もあります。与党よりも野党の方が実際に政権運営をすると不安に思っていたとか。野党が具体的な政策を出さず、与党の批判ばかりをしているとの評がありますし、政党支持率はどの野党も自民党より軒並み低いですからね。政権奪取前の民主党の方が具体的な政策を出して、政治を行おうという気概が見えたように思います。ちょっと話が脱線しましたが、要は自民党政権が続く可能性が出てきたので経済については心配が減ったので株価が反応した、という可能性もあります。

 総裁選に向けて各候補の政策論争も活発になっているようですね。これはいいことですね。ただ総裁選は自民党内だけで多くの国民は参加できないんですよね。もう少し政策をぶつかり合える野党が出てきてほしいところですね。

 今回の菅首相辞任の報を受けての株価の動きですが、私は2番目の線が濃いのではと思っています。日経先物も続伸しているようですしね。1番目の理由だと次の総裁がわからないのに、株価が続伸する理由がよくわからないです。

 余談ですが、金曜日は KDDI や NTT といった通信株が割と好調でした。携帯通信料金値下げの圧力が下がるのではとの目論見でしょうね。この政策については政治が民間に首を突っ込みすぎていると感じており、個人的には反対でしたのでしたのでまあよかったです。KDDI や NTT のホルダーとしてはこの政策で会社の価値を損ねられましたし、格安スマホという手段があるにもかかわらず値下げをする必要がどこにあったのかな、と思っていました。良いサービスを受けるにはそれ相応の対価を払うべきかと。何はともあれ、保有株が伸びてくれれば助かります。

 来週以降の政局で株式市場も動く可能性があるかもしれないので、引き続き情報を要チェックですね。

 それでは、また。

 I cross my fingers for you!

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