アルトリア (MO) の高配当は高リスクの裏返し?

投資の考え方

 最近アメリカのたばこ販売メーカー、アルトリア (MO) の株価が冴えません。配当利回りは 7.2% とかなりの高配当です。たばこ株で高配当、となると日本たばこ産業 (JT) の大幅減配の記憶が新しいところですが、アルトリアは大丈夫なのでしょうか?市場そのものは2021年12月期、2022年12月期は成長を見込んでいます。Seeking alpha で確認しましたが、それぞれ 8%、5% 程度を見込んでいるようです。PER は 10 倍前後と割安な部類に入っています。ではなぜ割安に放置されているのでしょうか?

 アルトリアは米国でたばこの販売を行っていますが、たばこの健康への懸念から規制は年々厳しくなりそうです・そして喫煙人口は2005年の20.9% から 2019年には 14% に低下しているという厳しい環境もあります。また民主党政権に代わり、法人税がどのようになるかも個人的には気になるところです。またアルトリアはいくつかの会社に出資していますが、大麻や電子タバコはうまくいかず、新しい事業が育ってきていないことも懸念点です。そういった諸々のリスクが高配当、低PER 株という結果になっているようです。市場平均を上回る配当利回りは、そういう潜在リスクの裏返しなのですね。ただ将来のことは誰にもわからず、意外と成長を続けることもあるかもしれません。そのあたりは投資家それぞれの将来予測ということですね。少なくとも市場全体はアルトリアの将来に悲観的であり、それが今の株価となっているのだと思います。

 それでは、また。

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