配当金投資のメリット・デメリットを考える

投資の考え方

 配当金が振り込まれると、目に見えた形で現金が増えるのでうれしい方も多いと思います。実際に配当金を KPI に投資を行っている方も多いです。私自身は配当金を第一とは考えていませんが、ある程度重要な立ち位置にある指標として考えています。毎月配当金の記録を付けているくらいですからね。もちろん第一は資産そのものが増えることですが。今回は配当金投資のメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。

メリット

  • 配当金は株価そのものの値動きと比べると変動がマイルド
    ある業績の安定した企業があるとします。その企業の株価は業績が安定しているにもかかわらず日々変動しますが、配当金は業績が安定していれば安定しています。一般的には株価に比べて変動する割合は小さいです。
  • 実際に配当金が積み重なっていくことが実感できる
    減配がなければ購入した株数だけ配当金が積み重なっていきます。月々いくらもらえるのを目標とし、そこを目指していく過程は目に見えるので、投資を継続するモチベーションにもつながるのではないでしょうか。
  • 配当利回りを指標として投資ができる
    ある程度安定している企業であれば配当利回りを指標に投資がしやすいです。過去の平均と比べてどうかを見ていくことで投資判断ができると思います。もちろん業績が安定していない企業や、配当性向が高すぎる企業には使用を控えた方がよい場面もあります。

デメリット

  • 配当金が出るたびに税金が発生する
  • 日本株であれば約 20%、米国株であれば約30%が税金として引かれてしまいます。その分投資効率が落ちてしまいます。
  • 配当利回りの高い企業は株価は伸びにくい
    多くの配当金を得ようとすると配当利回りの高い企業を選びたくなりますが、そのような企業は成熟企業が多いため、成長性があまりない場合が多いです。
  • 配当性向の高い銘柄は減配リスクに注意
  • デメリットといいますか、注意事項的なものです。JT、ロイヤルダッチシェル、また先日一部事業をスピンオフすることを発表したA&Tは高配当で人気でしたが、事業の悪化で減配を余儀なくされました。配当性向が低ければとどまれたかもしれませんが、いずれも配当性向が高かったですね。長年増配を継続してきた、という過去の実績も重要ですが、アクティブ投資である以上、きちんとした銘柄分析が必要ですね。そういった意味ではインデックス投資より手間がかかる点もデメリットかもしれません。

 今回は配当金投資について考えてみました。色々な方法にそれぞれメリット、デメリットがあります。それぞれを理解したうえで、選択していきたいですね。

 それでは、また。

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