銘柄紹介:ハマキョウレックス (9037) ~3PL 事業のパイオニア~

日本株

 物流関係をポートフォリオに組み込みたいと思い、とりあえず割安に見えたハマキョウレックスを4月に購入してみました。本格的に調べる前の購入ですが、今更ながら銘柄分析に取り組んでいます。物流REIT や他の物流企業を調べてみたのですが、割安に見えたのが購入理由です。それでは分析をしていきます。

事業内容

独立系の物流一括受託(3PL)大手で、物流センター事業(3PL事業:物流の企画・設計・運営、いわゆる物流業務のアウトソーシング)と貨物自動車運送事業(トラック運送)を展開しています。3PL のパイオニアとして当事業についてはアパレル物流、食品物流に実績を持ちます。ロボット・AI を導入することによる業務の効率化に取り組んでいるとのことです。

業績

 それでは売上、営業利益の推移からです。

 売上、営業利益ともに大局的には右肩上がりを見せています。営業利益率は改善傾向で 2009年3月期には5%台であった数字が、現在は 8% 台後半となっています。ただ中期経営計画では 経常利益率を 9.5% 台とすることを目標としていることからすると、未到達です。中期経営計画は 21年3月期が最終ですので、この辺りは次回の中期経営計画の課題となるかもしれません。一方、一株当たりの利益 EPS は中期経営計画に近い数字となりそうです。21年3月期の数字は会社発表の数字を掲載していますが、第3Q の進捗は良好であり、会社予想を上回るのではと期待しています。

 次に物流センター事業と貨物自動車輸送事業の売上、営業利益、営業利益率の推移です。

 どちらの事業も営業利益率は割と安定しています。近年は物流センター事業がけん引しているようですね。21年3月期も、物流センター事業は引き続き成長しているようです。一方貨物自動車輸送事業は苦戦気味のようです。この辺りはもう少し調査が必要ですね。

株主還元

 EPS、配当、配当性向の推移です。

 EPS は大局的には緩やかながら右肩上がり、それに伴い配当も伸びています。配当はゆっくりとですが確実に増配していますね。配当性向は 20% 台ですので、まだまだ増配余地はありそうです。中期経営計画では配当性向に具体的な言及はないですが、これまでの数字からは 20~30% の間を意識しているかなと思います。

投資指標

 予想 PER、実績PBR、予想配当利回りの過去2年の推移です。

 予想PER (倍)実績PBR (倍)配当利回り (%)
最大値12.901.403.09
平均値10.301.042.16
最小値6.900.721.47

 現在の水準は平均値から、やや割安といった水準でしょうか。やや不人気の株ですが、21年3月期の決算が会社予想を上回れば見直し買いが入らないかと期待しています。

 それでは、また。

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