クレジットカードを利用して投資信託を積立できるサービスは楽天証券と楽天カードの組み合わせが既にありますね。最近になって SBI 証券やマネックス証券でも同様のサービスが始まりそうです。今回はこれらのサービスについて紹介していきたいと思います。
楽天証券
楽天証券では既に楽天カードを利用して月に 5 万円まで積立額の 1% にポイントが付くサービスが導入されています。そのため、積立 NISA と相性が良いですね。同じ積み立てるならば、ポイントが付いた方が断然お得ですからね。もらえるポイントは楽天ポイントなので汎用性が高いです。日々のお買い物にも使えますし、楽天証券で株や投資信託の購入に充てることも可能です。
SBI 証券
SBI 証券のホームページで三井住友カード (NL) と提携して、クレジットカードで投信が積み立てられるサービスが始まることを最近見つけました。以下は発表されたサービスの一部の抜粋です。
- ・月 5 万円までの積立に対してポイント付与、還元率は 0.5%
- ・付与されるポイントは V ポイント、そのため投信積立で最大得られる V ポイントは一か月あたり250 ポイント
- ・V ポイントとは SMBC グループの共通ポイントで、商品への交換やアプリを使用して買い物に充当することも可能です（詳しくは SMBC のホームページでご確認ください。)
- ・三井住友カード経由でSBI証券の口座を開いた方は、Vポイントサービスが使えるとのこと。
- ・ただしすべての三井住友カードが該当するわけではないようなので、その点も事前によくご確認ください。（銀聯、ビジネスカード、コーポレートカード、一部の提携カード、デビットカード、プリペイドカードなどは対象とならないとのことです）
- ・情報は下記から得ました。よろしければご参照ください。
- https://www.smbc-card.com/company/news/news0001576.pdf
還元率は楽天証券の楽天カードに劣りますし、V ポイントは楽天ポイントよりは汎用性に劣るように思いますので、クレジットカードを利用した投信の積立の部分についてはまだ楽天証券の方に分があるかなと思います。私は三井住友カードを持っていないし（個人的な理由ですが・・・）。なお、こちらのサービスは 21年6月30日にスタート予定とのことです。まだ先ですね。
マネックス証券
マネックス証券とアプラスがクレジットカードによる投信の積立で 1% ポイント還元のあるサービスを 21年春より提供開始するとのことです。たまるポイントはマネックスポイントです。またショッピングでも今のところ 1% のマネックスポイントが付くようなので、還元率としては悪くないカードです。（ただカード発行までにスペックが変わる可能性もある点はご注意ください）
3社のクレジットカードによる投信積立を比較してみましたが、まだ楽天証券がそのポイントの使い勝手と還元率から一番かなと思います。ただ各社のサービスに広がりが出てきたのはユーザーとしてはうれしいですね。
それでは、また。
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