銘柄紹介:イオンディライト(9787)

銘柄紹介

 今回は私が主力の一つとしているイオンディライトについて紹介します。この記事を執筆時(20/12/8)には下落トレンドを見せているこの銘柄ですが、調べることでその原因がわかればと思い、このタイミングでのご紹介です。(銘柄推奨ではなく、私の備忘録としての位置づけですが、皆様の参考になりましたら幸いです)

事業内容

 商業・オフィスビル等の施設管理(FM)で国内トップの当社。「イオン」との名がついているわけあって、イオンの子会社です。そのためイオングループへの依存度は高く7割に上ります。ただイオンの中国、ASEAN 進出に伴って当社も両地域に進出しています。今後国内の人口が減っていく中で、既に海外進出の足場を作っているのは好ましいですね。セグメントは清掃、設備管理(建設設備の保守点検)、警備、建設施設(修繕、内装工事、太陽光発電装置の設置等)、資材関連(資材調達)、自動販売機管理、サポート (総務や購買などの購買業務のアウトソーシング) の7つに分かれています。300を超えるサービスを提供し、それに対する専門人材が豊富な点が当社の強みのようです。今後の人手不足に対応できる会社の一つとして期待をしています。また海外についても今後伸ばしていく方針で、中国については2025年に500億円の売上を目指しています (2017年度は100億円ほど)。海外展開についても今後注視していきたいです。

業績

 では売上、営業利益についてみていきたいと思います。

 売上、営業利益ともに右肩上がりですが、一時期に比べると成長は緩やかになっているようです。次に事業ごとの売上、当期利益(営業利益ではないです)です。マネックス銘柄スカウターにて調べました。途中、事業の分け方の見直しがあったようで2年分のデータがありません。

 どの事業もそこそこの売上、営業利益があり、特定の分野に偏ったポートフォリオという訳ではないようです。自動販売機事業の利益率の悪化が気になるところです。今期はコロナで人が外出自粛しているのでますます厳しくなりそうです。

株主還元

 次に EPS、配当、配当性向の推移です。

 実は連続増配銘柄です。EPSが伸びていなくても増配してくれていました。おかげで一時期配当性向が50%付近まで言っていましたが、2020年2月期はEPSが伸び、配当性向は30%台に戻りました。今期も増配を予定していますが、2Q の決算では進捗がいまいちでした。5円の増配は厳しいかもしれません。ただ過去の傾向を見ていると、増配は期待できそうです。

投資指標

 過去3年のPER、PBR、配当利回りの範囲です。配当利回りは会社予想ベースです。

 会社予想ベースでの予想 PER からは現在割安な水準に見えますが、2Q の進捗は芳しくないものでした。本決算での予想は据え置きていますが、過去の決算を見ていると、本決算時に下方修正をすることが多いので、会社発表をそのまま鵜吞みにせず見えていく必要はありそうです。下方修正を心配しているのが最近の株価動向に現れているのかもしれません(20/12/8)

 以上、今回はイオンディライトについて紹介いたしました。皆様の参考になりましたら幸いです。

 それでは、また。

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