金融教育にチャレンジ ~モノポリーを通じてお金・投資について学ぶ~

　我が家の子供たちにお金について学んでもらおうとモノポリーを買ってみました。金融教育の一環にも良いと評判も良かったので。モノポリーについてはご存じの方も多いかと思いますが、ご存じでない方のために少し説明します。

　モノポリーはすごろくのようにさいころを振って駒を進めます。ただしマスが土地になっていて、止まった土地を購入することができます。そして購入した土地にほかのプレーヤーが止まるとレンタル料として止まったプレーヤーは土地を保有するプレーヤーにお金を払わなければなりません。他の人を破産させるか、制限時間終了時に保有資産が多い人が勝ちです。

　このゲームが投資の勉強になる、というのはいくつか理由があります。まずプレーヤー同士が交渉できる点です。他のプレーヤーの土地を交渉によって購入することができるのです。実際の土地や株もそうですね。ほしい場合は価格を提示し、合意すれば購入できます。また保有する土地に家やホテルを建てるとレンタル料が増えます。投資をすることで価値が増すのです。これらの要素が投資についても学べるという理由と思います。

　さて先日我が家でもプレーしてみました。勉強になるかと思い8歳のわが子に他の人と土地を購入する交渉をしてみては、と投げかけました。返答は「お金を払いたくないからやだ」でした（泣）。まだまだ教育の道のりは長いですね。皆さんも年末年始にモノポリーはいかがですか？意外と交渉事もあるので、大人でも楽しめそうです。