バークシャーの4四半期連続株式売越 ~自身のリスク水準チェックやリバランスの考慮タイミングか~

　先日ニュースでバフェットが率いるバークシャー・ハザウェイの決算発表がありましたが、株高を背景に一部株式を売却、手元資金が過去最高となっているとのことです。

株高で企業買収価格が高騰していることから自社株買いを積極的に行っており、第３・四半期の自社株買い実施額は７６億ドルとなった。年初からは２０２億ドルに上る。
ロイターより

　また最近の株高で魅力的な水準となっている企業がないことから、バークシャー・ハザウェイは株式の購入を見合わせ自社株買いを進めているようです。ブルームバーグの別記事によるとバークシャー・ハザウェイの株式の売り越しは 4四半期連続に及んでいます。過去の実績からバフェット氏の動向を注視している投資家も多いかと思います。少なくともバフェット氏の投資行動からは今は株が割高な水準とみているように見えます。今後金融緩和も縮小しますし、過去の下落相場を振り返って自分がその下落相場に耐えられるか、リスクを取りすぎていないか確認してみてよい時期かもしれません。

　リスクを軽減するには投資先のアセット(債券やREIT、ゴールドなど) を分散させる分散投資や現金比率を上げることが有効です。リバランスのよいタイミングかもしれません。

　それでは、また。

　I cross my fingers for you!

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